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MIGRATION PATTERN

AS/400・オフコンからの移行

業務仕様がソースコードだけに収まっていない前提で進めます。物理ファイル・論理ファイルの定義、プログラムサイクル、CLプログラム、表示ファイルまで含めて読み解き、現行の業務仕様として文書化する工程からご一緒します。

現行資産 DDS・RPG・CL 技術者が読み解き 業務仕様書 成果物としてお納め 運用確認・データ突合
ISSUE

この移行で問題になりやすいこと

AS/400資産のご相談で、実際に確認することの多い四点です。

AS/400・オフコンの移行では、業務ルールがソースコード以外にも分かれて置かれていることが少なくありません。物理ファイル・論理ファイルの定義、RPGのプログラムサイクル、CLプログラム、5250の表示ファイル——ルールはこれらに分散しています。

そのため、移行の前段で現行資産の棚卸しをどこまで丁寧に行うかが、後工程の手戻り量をほぼ決めます。ここを省いた移行計画は、テスト工程で差分が大量に出る形になりがちです。

論理ファイルに業務上の意味が含まれている

論理ファイルを単なるビューとして扱うと、業務上の意味を持つキー構成を新環境の設計に反映できません。定義を一つずつ確認する工程が必要です。

プログラムサイクルを前提にしないと読めない

RPG IIIでは明示的なループがなくても処理が繰り返されます。サイクルを前提にせずに手続き型として読み替えると、処理順が変わります。

業務の流れがCLプログラムにある

ジョブの起動順や条件分岐がCL側に置かれている場合、RPGだけでは全体が再現できません。移行対象の範囲は棚卸しの結果で判断します。

表示ファイルに入力制約が置かれている

5250の画面定義に業務上の入力ルールが書かれている場合があります。画面を作り直す際に、この制約を拾い直す必要があります。

METHOD

現行資産の読み解き方

ソースコードの外にある業務ルールまで含めて、現行の業務仕様として文書化します。

この工程は、自動変換ツールに任せられる部分が限られます。AS/400では業務ルールがソースコード以外にも分かれて置かれているため、当社では技術者が実際に読み、現行の業務仕様として文書化する進め方を取っております。運用されている方への確認と、実データとの突合も併せて行います。

対象読み解く内容
DDS(物理ファイル・論理ファイル)ファイル間の関係、キー構成、業務上の制約。論理ファイルが持つ意味を一つずつ確認します
RPGプログラム処理の流れ。RPG IIIの場合はプログラムサイクルを前提に読みます
CLプログラムジョブの流れと、RPG外に置かれた処理
表示ファイル(5250)画面単位の入力制約と業務ルール
トリガー・ジャーナル主処理に現れない派生的な動作
運用されている方への確認文書にも画面にも残っていない運用上の取り決め

読み解いた結果は現行業務仕様の文書として成果物にお納めします。移行後の保守を貴社内で行われる場合、この文書が引き継ぎの土台になります。

CAUTION

この工程で見落とされやすい点

見落とされやすい点内容
論理ファイルを単なるビューとして扱うこと業務上の意味を持つキー構成が含まれている場合があり、新環境でのデータ設計に影響します
プログラムサイクルを前提にしないまま読むこと明示的なループがないコードをそのまま手続き型として読み替えると、処理順が変わります
移行対象をRPGだけに絞ることCLプログラムに業務の流れが置かれている場合、RPGだけでは全体が再現できません
帳票の再現範囲を後回しにすること印刷レイアウトは要件として早めに確定させたほうが、手戻りが小さくなります
SCOPE

対応可能な範囲

AS/400・オフコンの移行で当社がお引き受けする作業範囲です。

AS/400・オフコンからの移行では、現行資産の棚卸しから新環境での実装、データ移行と突合までをお引き受けいたします。案件ごとの規模と期間は資産の構成により大きく異なりますので、棚卸しの段階でご提示いたします。

作業範囲内容
現行資産の棚卸しDDS・RPG・CL・表示ファイルの一覧化と、使用状況の確認
現行業務仕様の文書化読み解いた業務ルールを文書として整理し、成果物としてお納めします
移行方式の決定資産ごとにリホスト/リライト/リビルド/対象外を切り分けます
新環境での実装C# / Java など、保守体制に合わせた移行先で実装します
データ移行と突合移行前後の全件突合を前提に進めます
総合テストと受入支援お客様の受入基準に沿ってご支援します
STRUCTURE

誰が担当し、誰が責任を持つか

移行の可否と範囲を決める工程は、お客様と直接お話ししながら進める必要があります。この部分は日本法人の責任者が担当いたします。

項目内容
現行資産の解析技術者が実際に読み解き、現行の業務仕様として文書化します。運用されている方への確認と、実データとの突合も併せて行います
要件の確定・設計の承認日本法人(株式会社DEHA SOLUTIONS)が担当します。窓口は日本側で一本化しており、仕様のやり取りで齟齬が出ない体制です
実装・テスト要件が確定したあとの工程を、開発拠点 DEHA VIETNAM(ハノイ・200名以上)が担います。CMMI Development & Services レベル3の評定を受けたプロセスと三層QAのもとで進めます。開発拠点 DEHA VIETNAM は ISO/IEC 27001:2022 の認証を取得しています
責任の所在契約の当事者は当社(日本法人)です。請負契約では成果物の完成について、準委任契約では業務の適切な遂行について、当社が責任を負います

体制と責任の所在を詳しく見る →

まずは無料レガシー簡易診断からご相談いただけます

移行をご判断いただく前の段階でも構いません。資産一覧をお送りいただくだけで、概算と移行リスクの見取り図をお返しします。ソースコードのご提供は不要です。その先の現行調査(As-Is分析)は、稼働中のシステムを変更しない読み取り専用の解析で、作業範囲とお見積りを着手前に確定いたします。

無料レガシー簡易診断を申し込む 現行調査(As-Is分析)について
FAQ

よくあるご質問

RPGの技術者が社内にもう残っていないのですが。

そのような状態からのご相談を承っております。現行資産を読み解いて業務仕様として文書化する工程からご一緒しますので、社内にRPGを読める方がいらっしゃらない前提で進められます。

工場の生産管理がAS/400で動いています。

工場の業務とデータの流れを確かめる工場現状調査から始めることもできます。生産管理全体の刷新は生産管理システムの刷新をご覧ください。

移行後は自社で保守したいと考えています。

現行業務仕様の文書と、新環境の設計・実装の資料を成果物としてお納めします。移行後の保守を貴社内で行われる場合は、引き継ぎの期間と範囲を着手前にお取り決めいたします。

移行先はC#とJavaのどちらになりますか。

社内の保守体制と、既存システムとの連携要件に合わせて選ぶ項目です。すでに.NET環境をお持ちの場合はC#、Javaの資産や要員がある場合はJavaをご提案することが多いです。

費用の考え方・品質保証について

費用の構成要素、品質保証の仕組み、そして刷新を任せる相手を選ぶ観点については、モダナイゼーションのページにまとめております。AS/400・オフコンからの移行に限らず共通してご確認いただける内容です。

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工場の生産管理がAS/400で動いている場合は工場DX簡易診断から、基幹システム単体の移行をご検討の場合は無料レガシー簡易診断からお選びください。

現行資産の棚卸しからご相談いただけます

設計書が残っていない状態、社内に読める方がいらっしゃらない状態からでもご相談いただけます。まずは現行資産の構成をお聞かせください。